品種別飼育方法(ベタ編)

ベタについて

ベタ東南アジアが原産のアナバス種で、グラミーの仲間になります。魚類は通常エラ呼吸を行いますが、ベタはラビリンス器官 と言う特殊な器官を持っており、肺呼吸に近い事が出来るので、コップなどの小さな入れ物でも飼育が可能です。 また、ベタは”闘魚”とも言われ、雄同士を1つの入れ物に入れると互いに死ぬまで争います。 現地では闘鶏よろしく賭け事の道具として使われているのは有名な話です。
最近はヒレが長く綺麗に改良された”ショーベタ”やマニア好みの“ワイルドベタ” など多くの種類が販売されています。

ここでは、ベタの基本的な飼育器具や飼い方、注意点などについて説明したいと思います。

主な飼育器具

コップで飼育できる事から初心者に人気のベタですが、寿命をまっとう出来る個体は少ないように思えます。 ほとんどが飼育者の認識不足が原因で、いくらか酷な環境で生息できるといっても限度があるからです。最近はワイルドベタが人気ですが、 ここでは初心者が多く飼っているトラディショナル・ベタ(通称”普通のベタ”)の基本的な飼育方法 について紹介したいと思います。可愛がってあげれば十二分に美しい魚なので大事に飼ってあげましょう!!

コップで飼う場合
ベタ用小型水槽コップで飼うのですから器具にかかるお金はほとんどありません。他に必要なのは餌とカルキ抜き (場所によっては必要無し)くらいでしょうか。最近はテトラ社からろ過装置もセットになった商品 が発売(右写真)されているので財布に余裕のある方はどうぞ!!
餌は基本的に何でも食べますが、浮上性の餌が良く、ベタ専用の餌やテトラミンなどが理想です。 コップ飼育の場合はろ過装置がついていないので一日に1~2回必ず食べ切る量だけ与えます。
コップ内には砂の替わりにビー玉を入れたり、水草を入れても良いですが角のある物はヒレを傷つける事があるので注意が必要です。 また、ベタも熱帯魚なので25℃前後の水温は必要です。ヒーターを使用しない場合は常に暖かい部屋に置いてあげるか、 テレビや水槽の上、白熱灯が当たり暖かい場所、などに置いて温度管理をしてあげましょう
また、管理方法ですが、基本的には水替えだけなので非常に簡単なのです。ただ、水道水でいきなり水替えすると丈夫なベタでも簡単に死んでしまうので、 他の水槽の水を入れるか、バケツやペットボトルに水を入れて半日置き(できれば コップの側に置いて水温を合わせるのが理想)コップの水を半分~7割程度交換してあげましょう。 尚、交換時期は水が白く濁り始める前でOKです。
水槽で他の魚と一緒に飼う場合
基本的には混泳出来ますが、幾つか注意する点があります。まず、泳ぐのは上手ですが、強い水流は苦手です。 外部式ろ過装置を使用している場合はパイプの向きを工夫して水流を抑えてあげましょう。
また、ベタと同種のアナバス種であるグラミーなどとは相性が良くありません。 また、ネオン・テトラなどの小型魚も時々追っかけられたり、逆にヒレをかじられたり(餌と似ているから?)する事があるので、 水草を多めに入れたほうが上手く混泳出来るみたいです。

飼育方法

ベタ長くて綺麗なヒレですが、普通に飼っているとあまり広がらなくなってしまいます。綺麗に広がるのを保つのには トレーニングが必要で、鏡を利用するのが簡単です。ベタが入った入れ物の前に鏡を置くと ベタは雄がいると思って威嚇の為にヒレを広げます(これをフレアリングと言います)。 毎日5分ほど数回繰り返すだけでOKなので是非やってみて下さい。 ただし、あまり長時間し過ぎると魚が興奮しすぎて弱る事もありますのでほどほどに・・・

その他

仲の良いペアが手に入れば繁殖自体は簡単です。ただ、稚魚があまりに小さい為、最初はインフゾリアを与えなければなりません。 インフゾリアとはカビの一種で、キャベツを刻んだ物を牛乳や粉ミルクに浸して日光に当てると数日で発生します。 この白い塊を与えるのですが、とても面倒なので、あまり初心者向きとは言えないかもしれません。

熱帯魚編

Posted by red565