グッピーの飼育方法

グッピーの飼育方法

モザイクグッピー初心者向きの魚として知られているグッピーですが、飼育にあたって覚えておかなければならない点が2つあります。それはグッピーが”弱アルカリ性の水質を好む”点と、 “簡単に繁殖が可能”な点です。その理由については後程紹介致しますが、それさえしっかり覚えておけば他の熱帯魚とほぼ同様の方法で飼育する事が出来ます。

主な飼育器具

水槽
繁殖用水槽グッピーは条件が揃えばどんどん殖えるので、十二分に余裕を持った水槽サイズにするか、 予め複数個の水槽を準備した方が良いでしょう。また、数種の純血種を血統維持しながら(累代)飼育したいのであれば、 品種の数だけ水槽の数も必要です。
ろ過装置
スポンジフィルター他の魚同様、十分に機能していれば問題はありません。ただ、雄のグッピーは尾鰭が大きく、水流の影響を受けやすいので 強い水流は好みません。水流が強過ぎるときは排出口の向きを壁側にするなどして対応します。
また、吸水口から稚魚が吸い込まれてしまう可能性がある時は市販のスポンジやウールマットなどを吸水口に設置して吸い込みを防止します。
ライト、ヒーター
他の魚と同様で構いません。
底砂
サンゴ砂弱アルカリ性の水質を好むので珊瑚砂や貝殻を含んだ底砂が良いのですが、水道水自体が弱アルカリ性である事が多く、 また中性付近でも十分飼育が可能なので水質に変化を与えない底砂でも構いません。 ちなみに、サンゴ砂やサンゴはお店で販売しています。また当然ソイル系の底砂は使用しない方が良いでしょう。
それと、粒に角がある底砂(硅砂など)はグッピーの体や尾鰭を傷付けやすいようです。絶対に駄目な訳ではありませんが、 出来れば角が無い底砂を選びましょう。
グッピー専用フードが各社から発売されてますので、それらを購入しても構いませんし、一般の熱帯魚フード、 ブラインシュリンプなどでもOKです。
産卵箱
産卵箱お腹が大きくなった雌を産卵箱に入れておく産卵箱というものがあります。これを使うと、生まれたばかりの稚魚を親魚と隔離できるため、生まれた直後に食べられてしまうのを防止できます。生まれた稚魚は他の魚に食べられないサイズまで大きくなってから水槽内に離してあげた方が良いでしょう。

水質について

水質がどうしても弱酸性になってしまう場合は水槽内やろ過槽内に珊瑚や貝殻を入れると弱アルカリ性にする事が出来ます。 ただし、底砂同様、魚の体を傷つけないように角張っていない形状の物が理想的です。

水草について

アンブリアアマゾンソードなど葉が固く、縁が鋭い水草は尾鰭を傷つけやすいとされています。アンブリアなどの柔らかく、 傷つけ難い葉を持った水草が理想でしょうが、余り気にせず飼育設備や水質で飼育が可能な品種を入れて構わないと思います。 また、生まれた稚魚達が隠れられる茂みを作ってあげた方が良いのですが、 多くの水草を入れられないのであればウィローモスの塊を入れたり、毛糸をクシャクシャにして入れておく方法もあります。

混泳について

グッピーはグッピーやプラティなど同じ卵胎生の仲間だけで飼育した方が良いと思います。

  • 雄の尾鰭がテトラミンなどと似ている為か、泳ぎの速いカラシンなどに突付かれてヒレが傷つく事が多い。
  • 同様に、泳ぎの速い魚に稚魚が捕食されやすい。
  • グッピーの好む水質が弱アルカリ性と他種と異なる。

以上がその主な理由ですが、 それでも混泳させたいのであれば小型のカラシンやラスボラの仲間が良いでしょう。但し、カラシン類と混泳させる時は水草の茂みを 多く作ったりして、グッピーが追いかけられても逃げられる場所を作った方が無難です。
その他、オトシンクルスやプレコ、エビ、コリドラスなども混泳は可能ですが、稚魚が食べられてしまう可能性がありますので、 お腹が大きくなった雌を産卵箱に入れておき、生まれた稚魚が大きくなってから水槽内に離した方が良いでしょう。
また、アピスト(ラミレジ)、エンゼルフィッシュ、ディスカスなどは片っ端から稚魚や若魚を食べる可能性が高いので、 絶対に一緒に入れるのを止めておきましょう

熱帯魚の飼育

Posted by red565