エンゼルフィッシュ(品種紹介)

エンゼルフィッシュは南米産のシクリッドで熱帯魚を代表する魚です。現在様々な種類のエンゼルが販売されていますが、 大きく分けるとワイルド種改良品種の2種類があります。 ワイルド種は値段が高価な上に飼育難度が高いのですが、独特の雰囲気を持っており非常に魅力的です。 ただ、最近は輸入経路の簡略化により状態の良い個体が入荷できるようになりました。改良品種はここでは紹介しきれないほど 多数の種類が作出されており、値段が比較的安価な事から初心者に人気です。 まずは品種のタイプに関しての説明を記します。

タイプの紹介
ダイヤモンド・エンゼル ダイヤモンド
体表がアルミ箔のようにギラギラ輝いているタイプをダイヤモンドと呼びます。 元来は鱗の異常なので、個体によっては全部の鱗がダイヤモンドにならず、部分的なダイヤモンドもいます。。 特に照明の下でギラギラと輝く大型の成魚はとても綺麗です。お店でもダイヤモンドエンゼルとして売られていますので、探せば手に入れる事は簡単でしょう。 価格は500円玉サイズの幼魚で300〜600円程度です。
これはアルビノダイヤモンド アルビノ
黄色味のある体色に目が赤いタイプのエンゼルで、右写真の様にダイヤモンドタイプの個体もいます。 多くの魚に見られるアルビノタイプと同様に、体質がやや弱く繁殖も難しいとされています。しかし、成魚のアルビノゴールデンエンゼルのベールテールタイプ(下参照) などはとても優雅で美しいです。こちらはダイヤモンドエンゼルよりもやや入手は困難ですが、気長に待つかお店で問い合わせるなどすれば必ず手に入ると思います。 価格は500円玉サイズだと5百〜千円くらいです。
ベールテール・タイプ ベールテール
右写真では分かり辛いですが、各ヒレがビヨ〜ンと伸張したタイプをベールテールと呼びます。 単に伸びただけで無くシャギーが掛かったような感じの個体も多く見られ、奇麗に伸びた各ヒレを揺らしながら泳ぐ様は “天の羽衣をまとった天女が空を舞う”ようで個人的には結構好きです。お店ではベールテールとして売られるよりも、 ベールテールとそうで無い個体が一緒に売られている事も多いので、好みに応じて購入しましょう。値段もノーマルタイプと一緒である事が多いようです。 ちなみに、ベール(vail)の直訳は「垂れ幕とか、覆い」だそうです。
ブラッシング・タイプ ブラッシング
鱗が透明なタイプで、その場所は個体毎に違います。鱗が透明なので、右写真の様に鰓の赤色が透けて見え、 個人的にはチョッと怖い魚ではありますが、変わっている事には変わりませんので興味のある方は探してみてはいかがでしょうか? 値段はノーマルタイプとほぼ同じ程度が多いです。

ワイルド種
アルタム・エンゼル アルタム・エンゼル
数あるエンゼルの中で人気・価格・飼育難度が一番高い品種。ワイルド個体やかドイツブリード個体が輸入されていますが、 最近は国内でも繁殖したとの話を時々聞きます。右写真では考えられないほどヒレが伸張してとてもカッコ良く、 いつかは飼ってみたい品種の一つです。以前は輸入されて来る時の状態が非常に悪く、またエンゼルなのにデリケートな面があって、飼育は非常に難しかったのですが、 最近は状態が非常に良い幼魚が格安で販売されており、「昔の苦労は何だったのだろう???」とただただ頭を傾げるばかりです。 ちなみに、僕が今まで見た最高の個体は上から下までの長さが50cm以上もありました。
スカラレ・エンゼル スカラレ・エンゼル
ワイルド個体として輸入されるエンゼルの代表で、価格も最近は手頃。殼自体は地味目ですが、ワイルドならではの味わいがあり人気もあります。 最近はブリード物も多数出ていますのでそれらは飼育も簡単で初心者にもオススメです。

レッドトップ・エンゼル 改良品種
改良品種は一般的に繁殖が容易な事が多く、育てる楽しみ〜殖やす楽しみまで、長く楽しむ事が出来ますので、繁殖に興味がある人にはとてもお勧めの魚達です。
ゴールデン・エンゼル
全身が黄色で頭部がさらに濃い色をした改良品種。色をさらに濃くしたレッドトップ・エンゼルやダイヤモンドタイプ、 アルビノタイプなど様々なバリエーションがあり、非常に人気の高いエンゼルです。
トリカラー・エンゼル トリカラー・エンゼル
別名ギニアンズコイ・エンゼル。黄色と黒のマーブル模様でとても不思議な柄の改良品種です。 改良品種の中では人気があり、柄の模様によって個体の区別がつきやすいので名前を付けて呼んでいる方もいらっしゃったりします。 また、黄色が入っておらず白黒のマーブル模様の品種はマーブル・エンゼルと呼ばれます。
シルバー・エンゼル シルバー・エンゼル
通称並エンゼル。シルバーの体色から言えばワイルドに一番近く、それなりの味わいはあるのですが、 最近の綺麗な改良品種に比べると若干の見劣りが・・・(右写真はベールテールタイプ)

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