エンゼルフィッシュ(飼育方法)

エンゼルフィッシュ購入に際して

まず、入荷直後の魚の購入は避け、最低でも1週間はお店でストックした個体を選びます。入荷直後は病気を発生し易い為ですが、 1週間程度ストックする事で魚の体力回復や日本の水に慣れるなどメリットも大きい為です。 また、色々なお店から魚を買うと思わぬ病気が発生しやすくなりますので出来るだけ専門店1店舗から購入した方が良いでしょう。
財布や好みと相談しながら気に入った品種を決めますが、以下の点に注意して下さい。

黒くなっていたり、ヒレ先が溶けてる個体がいる水槽は避ける
病気の可能性が非常に高いです。特に幼少期の魚は病気になる事でその後の育成に影響を及ぼしますので絶対に購入は避けましょう。 また、腹が凹んで痩せている個体が多数入っている水槽も要注意です。水槽の前に手を近づけたら、 魚が餌を欲しがって集まってくるような魚達を選びましょう。

サイズが大きくなる事を確認してから匹数を検討する
エンゼルフィッシュは意外とサイズが大きくなり、最大で10cmを超える事も多々あります。仮に60cm水槽で5匹飼ったとすると、 小さいうちは良いのですが大きくなるにつれて水槽内が狭くなり、気が付いたら”どでかいエンゼル”がメチャメチャ気が強くて他の魚達を追っかけ回してた・・・ 何て事も意外と多いです。よって他の魚達と混泳させるならば60cm水槽では2匹、90cm水槽でも5匹程度が適当な数だと思います。

混泳魚について

名前とは裏腹に性格が悪いエンゼルフィッシュ、実際にお客様から混泳について質問される事も非常に多いです。 ここでは、混泳に向かない魚達、向いている魚達を紹介します。

混泳に向かない魚達
ネオン・テトラ ネオンテトラなどの小型魚や小型のエビ
赤ヒレやネオンテトラなど、体長が3cm程度で、体高(体の高さ)がない魚達との混泳には注意が必要です。 魚は口に入る物ならば基本的に何でも食べてしまうからで、エンゼルが幼魚のうちは良いのですが、 大きくなるにしたがって一緒に泳いでいる小型魚は食べられる危険性が・・・・・・
レッド・ビーシュリンプ どうしてもネオンテトラなどと混泳させたい場合は、エンゼルがまだ小さいうちから混泳をさせて 「ネオンは餌じゃないんだよ」と思わせましょう。それでも100%大丈夫とは言えませんが。 また、ビーシュリンプやクリスタルレッドシュリンプなどの小型エビはエンゼルの大好物です。一緒に入れてしまうと”あっ”という間にいなくなってしまいます。 エビを入れるのであればヤマトヌマエビが無難でしょう。

ゴールデン・スマトラ スマトラ
エンゼルとスマトラの相性が悪いのは結構有名です。一緒に入れるとスマトラがエンゼルのヒレをかじってしまいます。 絶対に一緒には入れないようにしましょう。

グッピー グッピー
ヒラヒラした尾ヒレが追っかけられた際に傷つく可能性が高いです。また、せっかく生まれたグッピーの稚魚もエンゼルに食べられてしまうので、 出来るだけ一緒に入れるのは止めましょう。基本的にグッピーはグッピーだけで飼った方が綺麗で、魚達も安心して暮らせます。

混泳に向いている魚達
レッドファントム・テトラ 中型カラシン
体長が4cm以上で、体高(魚の縦幅)があるカラシンならば混泳が可能です。左のレッドファントムやブラックファントム、 ダイヤモンドテトラなどならば、混泳も十分可能でしょう。

ネオンドワーフ・レインボー レインボーフィッシュ
外国に住むタナゴのような外観をした魚で、体長も4〜10cmとやや大きくなります。しかも性格が温和なので混泳には持って来いです。 カラシンとの相性もGood!!

ネオンドワーフ・グラミー グラミー
同種間では時折抗争が見られるアナバス種ですが、他種にはあまり興味がないみたいです。サイズも5cm〜10cmとエンゼルの混泳には丁度良いサイズです。

コリドラス達 コリドラス
コリドラスに限らず、底をチョロチョロ動く魚に対してはエンゼルもさほど攻撃を与えません。クラウンローチやプレコなども同様に混泳が可能です。

エンゼルフィッシュの飼育方法

冷凍赤虫

飼育器具に関して特別な物は必要ありません。熱帯魚が健康に飼育できる器具一式あればOKです。ただ、上でも話したように最終的なサイズを頭に入れ、 水槽サイズに余裕を持った方が良いでしょう。
また、餌に関してはテトラミンなどのフレーク状よりもディスカスフードなどの顆粒状の方が食べ易く、水も汚しにくいようです。 冷凍赤虫も大好きですがコレを主食で与えると消化器官に負担が溜まり、消化不良などを起こしやすくなるのでオヤツ程度に与える 事をオススメします。
通常の世話も特別な事はありませんが、カラシンなどと比べると水の汚れは早いので(他の魚も同様ですが)定期的な水替えは欠かさないようにしましょう。 出来れば週1回〜2週間に1回は水替えを行い、同時に底砂の清掃も欠かさず行いましょう。

最後に

性格にやや問題があるものの、丈夫で人に良く馴れるエンゼルフィッシュは初心者でも十分に楽しめる魚です。お客様からの引取り依頼が多い事も確かですが、 十分な飼育スペースと相性の良い混泳魚を準備してあげれば長く楽しむ事が出来、繁殖も十分可能です。
ネオンテトラなどの小さい魚を飼いたい方にはあまりオススメしませんが、繁殖に興味がある 方や少し大きい魚を飼いたい方は是非一度飼育してみてはどうでしょうか?

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