グッピー(トラブル対策)

熱帯魚の代表として非常に認知度の高いグッピーですが、いざ実際に買ってみると失敗やトラブルが多いのも事実です。これは

“ポピュラー=初心者でも簡単に飼育できる”

と言う先入観があるからではないでしょうか?田んぼの用水路で害虫駆除用として利用されたり、家庭排水処理場で爆発的に増えたりと強靭な生命力を感じされるニュースも多く放送さ、強靭なグッピーも多く存在するのですが、実際に飼育してみると 難しかったりします。ここでは良く見られるトラブルについてまとめてみました。

輸入(外産)グッピーについて

グッピーに関するトラブルの中で一番多いのはこの輸入グッピーに関するトラブルではないでしょうか。
輸入グッピーとは名前の通り外国(主に東南アジア)から輸入されたグッピーです。普通、その魚が国産であろうがなかろうが、ほぼ同じ方法で飼育できるのですが、グッピーに関してだけは国産と外国産を区別して飼育した方が無難と言えるでしょう。その理由は後回しとして、まずは国産グッピーと輸入グッピーの特徴を紹介してみます。

輸入グッピー 国産グッピー

一見、「飼育に慣れていない初心者は比較的安価な輸入グッピーを飼いましょう!」
となりそうですが、輸入グッピーは治療が困難な病気を持っている事が非常に多く、あまり初心者には薦められないと言うのが僕の正直な考えです。輸入グッピーの特徴に“運が悪いと…”と書いてありますが、それは“その病気の感染率と致死率が非常に高く、更に見た目だけでの判断が非常に難しい・・・”と危険度が高いからで、場合によってはたった1匹の感染魚を持ち込む事で水槽の魚が全滅する事すらあります。その名もグッピーエイズ(正確な病名は他にあるらしいですが忘れました)、
なので、グッピーを飼うのであれば多少高くても状態の良い国産グッピーか、お店で繁殖した輸入グッピーのF1(子供)が無難だと思います。また、輸入グッピーを購入する際には下記の点を参考にして選んで下さい。

「このグッピーは外産?国産?」については、飼育・管理方法や個体差などによっても違ってくるので、全ての個体が上の特徴に当てはまるとは限りませんが、慣れてくればかなりの確率で区別できるようになると思います。もし、買いに行ったお店に“国産・輸入”の表示が無いのであれば必ず確認してから購入しましょう。
また、買って来た輸入グッピー(A魚)と今までいるグッピー(B魚)を一緒に泳がせる時は、出来る限りトリートメント水槽を準備(プラケースなどでOK)してA魚とB魚を1匹一緒に入れ、1週間程度は病気の有無を確認してから一緒に泳がせましょう。こうして病気の有無を確認するだけで、全滅と言う最悪の状況を避ける可能性が高くなると思います。

治療方法
グリーンFゴールドでは、もし病気の魚を買って来てしまった時はどうすれば良いのでしょうか?
以前この病気に対して色々と試してみたのですが、「これで治る!」と言い切れる効果的な治療法が無いのが正直な所です。残念ながら、「何をやっても駄目だった」と言った方が早いかも。。。
グリーンFゴールドリキッド感染している場合は自宅に持って帰ってから数日中に発病しますので、1週間程度はしっかりとトリートメント水槽で様子を確認する事が一番。もし、発病した場合は荒塩とグリーンFゴールド(またはリキッド)の併用が効果があるようにも感じましたが、あくまでも初期治療の場合であり完全に発病したのであれば効果はあまり期待できません。ですが、トリートメント時に荒塩を使用するのは他の病気を予防する意味でも効果的だと思います。

その他のトラブル

白点病や尾ぐされ病など他の魚と共通の病気は別として、たまにどこか調子が悪い時があります。尾をたたむようにして泳いだり、動きが悪かったり…こんな時は市販の治療薬を入れるよりも、荒塩を入れた方が効果的だったりします。入れる量は60cm水槽であればコップ1杯程度、かなり多めに入れても大丈夫ですが、急激な浸透圧の変化を避ける為にも数回に分けて入れましょう。逆に、入れる量が少な過ぎると殺菌効果が弱いばかりか逆効果になるとも聞いた事がありますので、思い切って入れてあげましょう。早期治療に関して言えば、荒塩だけで大抵は大丈夫だと思いますので憶えておいて損は無いと思います。ただし、荒塩は水草には良くないので、水草水槽での治療にはご注意下さい。
また、混泳や繁殖に関しては下記のページに書いてありますので参考にしてみて下さい。