器具編 その9

水槽の拡張について

魚の育成のみであれば市販の水槽セットで十分だと思います。しかし、「上部式ろ過の音がうるさい!」、「お店や病院の待合室などで見かける水草水槽を作りたい! !」などと思うのならば、器具の拡張は欠かせません。外部式ろ過装置(\12,000位〜)、3灯以上の蛍光灯(2灯式が\5,000位〜)、 炭酸ガス添加装置(\20,000位〜)etc・・・皆さんが欲しがる魅力的な器具はどれも非常に高価です。でも確かに器具に掛かる金額が非常に高くなるとは 思いますが、失敗して何度も水草を買う羽目になる事を考えると興味がある方は早めに購入した方が良いでしょう。詳しくは水草の章でも述べてますので参考にして下さい。 実際私自身も炭酸ガス添加装置を購入するまでに2年半悩みましたが買ってしまうと「もっと早く買えばよかった」と思いました。下記に 設備別の写真を紹介していますので違いを見て下されば分かると思います。どちらにしろ興味と財布に余裕のある方はお早めに。ちなみに、拡張の順番は以下の 通りで行うと効率が良いと思います。

Aタイプ水槽 1.水草の育成に適した底砂に交換しましょう。
   (水草が健康な根を張る為に必要です)

底砂は水草が根を張る大事な場所です。水草の育成条件に合わない砂を使用すると育成不良を起こすだけでなく、最悪の場合は枯れて しまいます。また、底砂の交換は非常に面倒なので、出来れば水槽購入時に良く考えてから購入する事をオススメします。

2.外部式ろ過装置に交換しましょう。 Bタイプ水槽
  (二酸化炭素を逃げにくくし、水槽後方も明るくなります)

上部濾過+2灯ライトの場合、ライトが前部にしか設置できないので後方の水草がほとんど育ちません。ろ過装置が上部から外部へと交換すると、 上部ろ過が無くなった事によりライトを水槽中央に設置でき、後方が明るくなります。これにより後方にも余裕を持って高い種類の水草を 植えることが出来るようになりました。使用できる種類もぐっと増え一部の陽性植物(光を多く必要とする明るい緑色の植物)の育成も簡単になります。

反射板 3.ライトの増設をしましょう。
  (3〜4灯にすることで育成可能になる種類がさらに増えます)

NAランプ 水草用蛍光灯や反射板(\3,000、水槽内を明るくする器具)も販売されています。単体での使用も効果はありますが、複数を併用したり ライト自体を増設して光量を増やしましょう。60cm水槽で4灯を確保出来れば光に関しては十二分です。

Cタイプ水槽 4.炭酸ガス添加装置の設置。
  (使用できる水草の種類が飛躍的に増えます)

炭酸ガスの添加により現在流通しているほとんどの種類が育成できます。レイアウトも自由自在ですが肥料を必要とする種類も多い為 ある程度のテクニックが必要です。
右は以前の自宅60cm水槽です。仕事が忙しくほったらかしにしていた為に、なんじゃコリャ状態です。しかし、明るい色の水草が使用可能となり、 全体の雰囲気が上の水槽とはかなり違うのがお分かりいただけるでしょうか?

タイマー 5.タイマーや電磁弁などを利用し、自動化しましょう。
  (電気店で売っているタイマーを利用してもOKです)

特に一人暮らしの方は色々と用事があったりして、定期的にライトや炭酸ガスをオンオフ出来るとは限りません。市販のタイマーや電磁弁を使用してライトの照射や 炭酸ガスの添加をタイマー制御しましょう。