熱帯魚を飼う上で毎日しなければならない世話、それが”餌やり”です。熱帯魚も生きているのですから毎日1〜数回ちゃんと餌を与えてあげましょう。
「餌やりが面倒なんでたまにしかあげない」と言う方が時々いますが言語道断、犬や猫を飼うのに比べれば”餌やり”なんて楽なもんです。
飼う以上は責任を持って毎日餌を与えましょう。
また、魚が元気に餌を食べていれば、基本的にその魚は健康だと言えます。熱帯魚は小さく弱い生物なのでちょっとした事で病気になり死んでしまいます。
よって病気の早期治療は鉄則で、その為にも魚が餌を食べる様子をよく観察して健康管理に努めましょう。
餌も各メーカーから100種類以上が発売されています。どれを選べばよいか迷いますが、飼っている魚の種類に適した物を選びましょう。 一般に流通している代表的な物を紹介します。
フレーク状の餌多くの種類があるペラペラのフレークフード。水面に浮かんでいる時間が長いので中、上層を泳いでいる小魚が良く食べます。 |
顆粒状の餌粒の大きさが色々ありますが、浮かんでいる時間がどれもやや短いです。中層を泳いでいる中型の魚が良く食べます。 |
粒状の餌錠剤タイプの餌です。すぐ底に沈む為、コリドラスなどの底魚が食べます。また、プレコ用に植物性の成分を含んだ物もあります。 |
冷凍赤虫赤虫を殺菌冷凍し、チョコレート状のブロックになっています。ほとんどの魚が好みますが、消化器官に負担が大きい為、与え過ぎは注意です。 |
乾燥エビクリルと言う呼び名で呼ばれるその名の通り”乾燥エビ”。中〜大型の魚に与えますが近所の小学生もオヤツ代わりに食べます。 |
ブラインシュリンプソルトレイク湖などに生息するミジンコのようなエビで、小型魚の大好物。昔シーモンキーとして売られていました。もちろん猿にはなりません。 |
生餌金魚やワームなど、大型魚に与える餌として流通しています。残酷極まりないですが、彼らにとっては大事なタンパク質で大好物です。 |
インフゾリア 稚魚に食べさせる微生物で、千切りにしたキャベツを牛乳などに浸して日に当てると発生します。見た目はカビそのものです。(写真がありませんが、食べ物に発生した白いカビを想像して下さい) |
「餌の量はどの位が適量ですか」とよく聞かれます。書物には2〜5分程度で食べ終わる量と書いてありますが、 その通りで構わないと思います。食べるだけ与える方もいらっしゃいますが、餌のやり過ぎは水質の悪化を招きますし、魚も消化不良を起こしやすくなるようです。 要は人間と一緒で腹八分が基本です。ただ、魚も日によって体調がありますので、最初1〜2分程度で食べ終わる良を与え、 まだ欲しがるならば同量かその半分程度の良を与えるのをお勧めします。また、この時に魚の状態を良く観察する事で病気などの トラブルも早期に発見できます。
魚が食べきれなかったり、食べ損ねて下に落ちてしまった餌はコリドラス(右写真)などのお掃除屋さんに食べてもらいましょう。
ただ、あまりにも残り餌が多いと飼育水の腐敗を招くだけなので、なるべく早く取り出しましょう。逆に残り餌が無いとコリドラスが痩せてしまうので出来ればコリドラス専用のタブレットフードも与えて下さい。
いつもと同じ量を与えているのに残り餌が多い時は病気の可能性が高いです。状態をよく観察してみましょう。
魚が餌を食べない時はかなり魚の状態が悪いか、立場が弱いと思われます。このままでは次第に痩せて行き、 最後には餓死してしまいます。早期に発見し、対策を行うのが一番良いのですが、気付くのが遅かった時は水温を1〜2度上げ(30度が上限)、 赤虫やブラインシュリンプなどを与えて様子を見ましょう。また、他の魚に追われている時は産卵箱などに隔離した方が良いでしょう。
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