フルーバル編

フルーバル103 説明に利用する装置はフルーバル203です。もう3年ほど前に廃盤となりましたが、廃盤前に特価で販売されたので使っている人も多いと思います(僕も使ってました)。 エーハイムと比べると能力的にやや落ちますが、パーツがエーハイムよりも安いので何かと便利だったりします。尚、今回の清掃に当たっては、吸排水ともにシングルタップを使用していますが、装置によってはダブルタップの場合もあります。 タップを使用していないと作業がとても面倒な外部式ろ過装置なので最低でもシングルタップを両方に取り付けましょう。

品名 適応水槽
フルーバル103 60cm
フルーバル203 60〜75cm
フルーバル303 75〜90cm
フルーバル403 90〜120cm

1.取り外し

取り外し

最初に電源を抜き、コックを閉めてからろ過装置を取り外します。
今回はシングルタップを使用していたので右写真のようにホースを外す位置を変えておき、接続時に吸水、排水を間違えない様にしておきます。 (ダブルタップを使用していて吸排水の径が同じ場合は、間違えないようにビニールテープを貼るなどして区別が出来るようにしましょう。)
次にモーターヘッド(蓋)部分を外します。ダブルタップを使用している場合はコックを開けないとろ過槽内が密閉状態である為に絶対開きません。 必ずコックを開けてから外しましょう!!また、外す時は水がこぼれますので、濡れても良い場所でやりましょう。

2.各パーツの清掃

各パーツの清掃

外したモーターヘッドを分解して水道で洗いますが、プロペラなども取り出して洗いましょう。 清掃を怠ると汚れによってセラミックシャフトが曲がり、騒音や能力低下につながります。 清掃にあたっては市販のブラシやいらなくなった歯ブラシなどを利用しますが、Oリング(パッキン)はゴム製なので丁寧に手で洗い、 (滅多にないですが)亀裂が入っていたら水漏れを起こしますので新しい物と交換します。 ついでにろ材が入っているバスケットも水道水で洗い、スポンジも汚れ方次第では水道水で洗いましょう。

3.組み立て

組み立て

洗ったパーツを組み立てます。洗ったろ材をバスケットに入れますが今回は苔が多く発生していた水槽の為、苔防止ろ材(L&Cキーパー、右写真中央)を新しい物と交換しました。
組み立てにあたってはOリングを爪で滑らすようにきちんとはめ、ねじれない様に注意します。ろ過槽設置後に水漏れを起こす時、大抵はOリングのねじれが原因です。
また、この時点で水槽内に飼育水が半分位しか入っていない場合は水も入れて下さい。

4.ホースに取り付け

ホースに取り付け

吸水側のみホースに取り付けて吸水側のコックを開け、水槽内の水をろ過槽内に入れます。 最後は排水口から水があふれますが、5〜10秒はそのままにしておき、ろ過槽内に溜まった空気を完全に出してしまいましょう。 尚、あふれる水は排水側のホースを曲げてバケツやビニール袋などに入るようにしておき、5〜10秒が経過してろ過槽内の空気が出たならば吸水側のコックを閉めます。 この時、排水側のホースを完全に折り曲げて水がこれ以上あふれないようにしながらすると簡単です。
もし、吸水側のコックを開けた時点でろ過槽内に水が入っていかない場合は排水側ホースを口で吸って水を呼び込んでください。 また、ろ過槽から水が漏れていないかも確認しましょう。

5.清掃完了

排水側のホースを接続してから排水側のコックを開け、電源を入れます。排水のシャワーパイプから水が出ていたならば作業は完了です。 水が漏れていないのにこの方法で上手くいかなかった時は下記のイラストで紹介した方法を試して下さい。尚、色分けは以下の通りです。

1.状態の確認
上手く行かなかった場合、ろ過槽内の断面図は上のイラストの様になっていると思われます。プロペラが水に接しておらず、空回りの状態です。
:空気 :水 :プロペラ部分
断面図その1
2.空気を出そう!
排水側(OUT)を上にして完全に寝かせます。こうするとプロペラが水に接して”シャーッ”と言う音と共に水を吸い込むことが出来ます。空気は排水口からでますが、このままでは完全に抜け切りません。
断面図その2
3.あとちょっと
“シャーッ”という空気のでる音がしなくなったら、ろ過装置を少しだけ起こします。また”シャーッ”と音がしますが、しばらくそのまま待ちます。この作業を繰り返し続けて少しずつ起こしてゆき、完全に空気を出します。
断面図その3
4.バッチリ!?
もし、ろ過槽を起こしてゆく途中で水が上がらなくなったら、また少し寝かせて見て下さい。最後完全にろ過槽を起こしたら念の為、ろ過槽自体を振って完全に空気を出してしまいましょう。
断面図その4