トラブル編 その6

病気について

熱帯魚にも多くの病気があります。多くの病気は管理する側が注意する事で防げますし、発病しても早期治療で大抵は直ります。毎日餌を与える時にしっかりと魚の状態を確認して健康管理をしてあげましょう。小型魚に良く見られる病気を以下に挙げましたが、水温と水質の悪化に注意すればほとんどの病気は予防できると思います。

白点病
体表に白く小さな点がいっぱい付く事から白点病と呼ばれます。最も発病しやすい病気で、早期治療できれば問題ないのですが、治療が遅れると全滅する事もあります。水温の急変が主な原因なので、これを避ければまず発病しません。水替え時には少しお湯を入れて温度の調整を行いましょう。
治療方法:グリーンF、フレッシュリーフなどの入れて青緑色になる薬を入れる。水温を1〜2℃上げる。
白点病
尾ぐされ病
ヒレがボロボロになる病気でカラムナリス病とも言われます。スレ傷などに細菌が付着して発病する事が多く、入荷直後などで体力が落ちている魚に良く見られます。
治療方法:フレッシュリーフ、グリーンFゴールドなどの黄色くなる薬を入れる。水温を上げると病気が進む事があるので上げない事。
尾ぐされ病
綿カビ病
体表に白や灰色の綿が付いたようになる病気で水カビ病とも言われます。尾ぐされ病同様、傷に細菌が付着して発病する事が多いのですが、水質に問題がある時も発生しやすいようです。
治療方法:フレッシュリーフ、グリーンFゴールドなどの黄色くなる薬を入れる。ろ過槽や底砂の清掃を行う。
綿カビ病
松かさ病
エロモナス症とも言われ、鱗が逆立って松ボックリの様になったり、眼が飛び出したり(ポップアイ)する。水質の悪化が主な原因でろ過槽や底砂の清掃を怠ると発病しやすいみたいです。
治療方法:ろ過槽や底砂の清掃を行う。パラザンD、グリーンFリキッドなど抗生物質を含んだ薬を入れる。
松かさ病
コショウ病
別名コルベット病とも言われ、コショウをまぶしたように灰色の細かい点が全身に広がる病気。水が古くなり過ぎた場合に発病しやすい様である。
治療方法:グリーンFゴールドなどや粗塩を入れる。水替えを定期的に行う。
コショウ病
ネオン病
体色が白く褪せたようになり、発病した個体は高確率で死亡する。伝染力が強く、毎日少しずつ魚が死んで行くので発病は絶対に避けたいのだが、発病原因は不明と魚にとってはエイズの様な病気。
治療方法:急に発病するのではなく、病気の魚を持ち込む事によって発病するので、購入の際に注意する事である程度は防げる。万が一発病した場合はPHを5以下に落とし、パラザンDなどの抗生物質を含んだ薬を投与すると落ち着く時があるが、絶対では無いので非常に厄介。
ネオン病

代表的な治療薬の紹介

万が一を考えて、フレッシュリーフなどの薬を常備薬として準備しておきましょう。写真上にカーソルを持っていくと値段が見れます。

フレッシュリーフ 1000円フレッシュリーフ
数年前から発売されている薬で、ほとんどの病気に対応できます。しかも水草水槽に使用できるので非常に重宝します。使用に際しては特に注意も無く、規定量通りに入れればOKです。
グリーンF 780円メチレンブルー溶液 900円グリーンF
メチレンブルー溶液
どちらも白点病の時に使用します。規定量を入れればOKです。一部の商品は水草水槽にも使用できます。
エルバージュ、600円グリーンFゴールドエルバージュ
グリーンFゴールド
細菌性の病気に対して効果を発揮しますが薬が強い為、使用に関しては規定量の3分の1程度入れた方が良いでしょう。特にグリーンFゴールドは対応する菌が多く、厄介な細菌性の病気の治療には重宝します。
グリーンFリキッド 1,800円パラザンD 2,800円パラザンD
グリーンFリキッド
抗生物質を含んだ治療薬で、松かさ病の際に使用します。ただ、使用を続けると病原菌自体が抗体を作り始めて薬が効かなくなることもあるので信用は出来ません。

薬品使用時の注意点

活性炭の使用
活性炭を使用していると薬の成分を吸収してしまうので必ず取り出してから薬を入れましょう。
水草水槽での使用
水草に悪影響を与える薬品も多くありますので、水草が入っている場合は”水草水槽で使用可能”と書いてある薬品を使用しましょう。使用可能な薬が無い場合は魚を隔離するのも手です。
薬の有効期限
水槽内に入れた薬が効果を発揮するのはだいたい3日間です。3日経過してまだ治っていない場合は3分の1〜半分水替えし、交換した分量の薬を入れます。
薬の色
飼育水に色が付きますが一部の薬は、水替えを行うか、活性炭を使用しない限り消えませんので注意して下さい。