トラブル編 その7

病気の症状は見られないのに何故か魚が死ぬ時ってありますね。
このページでは病気以外に死ぬケースをまとめてみました。いつの日か参考になればと思います。

ペーハーショック

ペーハー試薬 ペーハーの急変に魚が対応できず、粘膜や体表を火傷したようにただれた状態の事を言います。
「アロワナ水槽の水替えをサボっていたので昨日慌てて水替えしたら、今朝魚のヒレはボロボロで、目が白く濁っていたり体表に粘膜が出てますぅ、病気でしょうか?」 と大型魚を飼育されている方がよく来られますが、ほぼ100%ペーハーショックです。
ペーハー計 ペーハー(ph)とは水の酸性、アルカリ性を示す値で7が中性、それ以下は酸性、以上はアルカリ性となっています。 phが下がる分にはある程度強いのですが、上がるのには非常に弱いです。特に体力の無い小型魚はペーハーショックを起こすと、ほとんどが☆になります。 一つの目安としてですが、”1下がるのはOKで1上がるのは危険”と覚えておき、その際の水合わせは最低でも1時間は掛けた方が良いでしょう。
定期的に水替え&清掃を行うならば防げますが、万が一なってしまった場合はグリーンFゴールドなどの細菌性治療薬を薄く入れて対応します。

酸欠

中型〜大型魚の水槽や、魚が多く入っている水草水槽で見られます、魚の酸素摂取量が多すぎる事が原因です。 初期の段階では呼吸が非常に早くなり、末期には鼻上げをし始めます。エアレーションを行うか、外部式であれば水面が波立つようにパイプの角度を変える、 炭酸ガスの添加量を減らすなどで防ぐ事が出来ます。

アンモニア中毒

アンモニア試薬 酸欠と同様の症状が見られますが、水中のアンモニア濃度が高く、大抵は飼育水が白濁しています。 アンモニア濃度は市販のアンモニア試薬(2,310円)で水質を計ってみると測定できます。 この症状が出る原因は”ろ過装置の停止又は能力不足”、”魚や餌が多かったり、死骸や残り餌が水槽内にそのまま残っている”である事がほとんどです、チェックしてみましょう。
対処としては3分の2程度の水替えを行ない、その後も毎日〜3日に一度3分の1水替えを行います。 また、装置を点検し、必要があればろ過装置、ろ材を能力の高い物に交換する。魚や餌の量を減らすなどが考えられます。

餓死

皆さん餌は毎日与えてますか?信じられない話かも知れませんが結構いらっしゃるのです!!、1日おきとか・・・
生きているのですから大型魚ではない限り毎日与えるのが基本中の基本です。餌の量が少ないと魚も人間同様に痩せてきます。 痩せすぎると餌を食べる事すら出来なくなるので、早めに餌の量を増やすか場合によっては隔離してあげましょう。 特にプラティなどは見た目以上に痩せている事が多いので注意し、全ての魚が腹八分食べる位与えるようにしましょう。

寿命

意外と忘れがちなのが魚の寿命です。
ネオン・テトラは1年半〜2年、カージナル・テトラなどは3年、エンゼルフィッシュは3〜5年と体の大きさから言えば結構長生きかもしれません。 歳を取ると鱗が汚くなったり、人間で言う老人斑のようなものが出たりして「やっぱり魚も生き物なんだなぁ」と感じさせられます。

ヒーターの容量不足

直接死ぬ原因ではありませんが、ヒーターの容量不足は白点病を引き起こす事があります。
例えば水量が200gの水槽に100Wのヒーターを入れて使用していたとします。ヒーターの設定温度が26℃、室温が20℃の部屋に水槽があったとすると水温は25℃程度で安定するはずです。 これが春や秋など気温の変化が激しい季節の早朝になると室温が急に15℃になったりもするのですが、ヒーターの容量が少ないと水温もそれに伴って23℃位に下がってしまいます。 水温が急に低下すると白点病を引き起こし、死んでしまう訳です。ヒーターは余裕を持って水量30リットルに対して100W使用しましょう。