飛び出す魚達

部屋の模様替えをしようとして水槽を動かすと、水槽の裏でエビや魚が干からびている事がよくあります。そう、彼らは意外と飛び出すトラブルが多いんです。ここでは飛び出しやすい魚達の紹介と簡単な予防方法の紹介をしたいと思います。

飛び出す危険度が高い魚達

ハチェットの仲間
飛び出す魚のNO.1と言えばハチェット。水面付近を好んで泳ぎ、隙があったら驚くほどの飛距離で飛び出します。
アフリカン・ランプアイ
カラシンやラスボラなどの小型魚もよく飛び出しますが、中でもこのアフリカン・ランプアイは半端じゃなくよく飛び出します
プラティ
体型からすると飛び出しそうに無いのですが、意外と飛び出す事が多いです。
卵生メダカの仲間
♂が♀を追い掛け回し、行き場の無くなった♀が水槽を飛び出す事が意外とあります。卵生メダカに関わらず雌雄ペアで販売されている魚はどちらかが飛び出すと相方を探すのが大変なので特に注意しましょう。
エビの仲間
模様替えでうちの水槽を移動すると、水槽の後ろでは大抵はヤマトヌマエビ干からびてます(^^; ヤマトヌマエビに関わらず、どのエビも飛び出す危険性は高いみたいです。
スネークヘッドの仲間
こちらも飛び出す魚として有名です。しかも、彼らの場合は「どうやって?」と思うほどの僅かな隙間でも平気で飛び出します。また、品種によっては信じられないほどのパワーでガラス蓋やライトなどを動かして脱出する事もありますので、重りを乗せるなどの注意が必要です。
アベニーパファー
意外とアベニーの飛び出しは多く、自宅水槽でも2匹☆にしています。とはいえ飛び出す力はあまり強くないみたいなので、水面付近に水草を沢山浮かべたり、浮草を入れておくだけで大抵は回避する事が出来ると思います。

飛び出し防止法

ガラス蓋の使用
水色部分に問題有り通常はこれをするだけで大抵は防止できると思います。ガラス蓋を使用しなくても水槽上部を濾過槽やライトで覆ってしまえば大抵は問題ありません。ただし、品種によっては僅かな隙間から飛び出す事もありますので、心配であれば隙間にウールなどを詰め込んで隙間を塞ぐ(但し、火災には注意)事をオススメします。夏場は水温上昇を対策としてガラス蓋を外したり、ライトをリフトアップしたりしますが、その際には網の蓋などを自作トラブル編4−2参照)して飛び出しを防止してあげましょう。
また、小型水槽の濾過装置として利用されるOTシリーズですが、濾過槽の形状からきっちりと蓋をするのが困難となっています。(右上写真の水色で囲まれた部分)こういった複雑な形状の場合は加工できるプラスティックなどで蓋を作るか、水槽の周りに垣根(下を参照)を作ってあげると良いです。

環境の安定
ミニアマゾンフロッグピット卵生メダカやベタ、グラミーなどのアナバス種は、ペアの相性が悪いと♂が♀をガンガン追いかけます。水草の茂みや物陰に逃げ込む事が多いのですが、何かの拍子に水上へ飛び出そうとしたりします。これを防ぐには購入時に少しでも仲が良さそうなペアを選ぶ水草を多く入れて少しでも弱い個体が隠れる場所を作ってあげるなどの配慮をしてあげましょう。また、水槽がドアの隣にあったり、子供がしょっちゅう水槽を叩いたりと、魚が落ち着かない状況では飛び出し事故が多いように感じます。落ち着いた環境を作ってあげる事も大切な防止法の1つだと思います。

垣根やバリアの作成

この水槽は18キューブです
ちなみに、この寿司巻きは裏から小物で抑えてます

水草でバリアを作ったり、垣根を作ったりしてあげる事でも魚の飛び出しを防止できます。水草バリアはウィローモスなどよりも、浮上性のマツモやアマゾンフロッグピット(右上)などの浮草が理想的です。これらの水草は比較的安価でよく増えますので、少な目に購入して増やしても良いと思います。特に♂♀の相性が大事な卵生メダカやアナバス種、稚魚が食べられやすいプラティなどには特に良い効果が期待できそうです。
井っぽいの垣根ですが、要は魚が飛び越えないような壁を作ってあげるだけです。なので、壁となる材料は何でも良いのですが、うちでは巻き寿司を作る時に使う寿司巻きを利用しています。適当な高さがあって水槽角に合わせての折り曲げが容易、プラスティックやガラスよりも通気性が良くて安価(百円ショップでも売っています)。
確かに、見た目にはやや問題があるかもしれませんが、日本風と思えば思えなくは無いし・・・
「こんなのを使うと良いですよ!」ってのがあったら逆に教えてもらえると嬉しいです。