苔対策(実践編)

自宅水槽に苔が発生しました。
苔の対策はトラブル編その1(←クリックすると別画面で立ち上がります)で紹介したのですが、今回はその実践例を紹介したいと思います。全部が全部この方法で良いとも限りませんし、やり方自体はリセットの方法(メンテナンス編その4)とあまり変わりません。ただ、苔を減らす為の考え方などを中心に書いたつもりなので、その点を意識した上で参考にして頂けると助かります。
(いや、決っして作ってる途中で似たようなページを発見した訳では・・・)

1.状況&原因確認

水も減ってますし、放置していたのが良く分かりますね・・・右が問題の水槽です。
水槽データ
水槽:18キューブ水槽
ろ過:OT−30(テトラ、中はノーマルのバイオバッグ)
ライト:27Wインバータライトを1日8時間照射
生態:石巻貝1匹(とスネール貝が少々)
実は9月までBEEシュリンプなどが入っていたのですが、旅行で留守にした際の高温で全滅→そのまま放ってました。水槽右側のヒーター部分を見れば分かりますが、トロロ昆布状のアオミドロ類が発生しており、水草にもしっかりと絡み付き始めている状態です。(右写真をクリックすると拡大写真)
“汚さ爆発”って感じですね (^^;発生した原因としては

と言った所でしょうか。全滅後しばらくは問題無かったので、上の2つの原因を解消する必要があります。

発生した苔の除去

これだけでもかなり綺麗になった気がしますね水槽&ろ過装置の清掃を行うのは当然ですが、まずは発生した苔を水槽外に出さなければなりません。ヒーターとろ過装置の電源を抜き、まずは水槽の水を苔を吸わないように注意しながらバケツに半分程度取り出してから水草と生体も取り出し、水槽面と底砂の清掃を行います。水槽と底砂が綺麗になったらさきほどバケツに取った水と魚を元に戻します。
何故水槽の水を取り出すかと言うと、掃除によってバクテリアの損失を少しでも防ぎたいからです。もし、調子が良くて水質もほぼ同じ別の水槽があるのであれば、問題の水槽の水は全部捨てて調子が良い水槽の水を入れた方が、その後の経過は良いと思います。
また、取り出した水草や流木も流水で洗って苔を洗い流しましょう。アオミドロ状の苔は洗うだけで見た目にかなり綺麗になります。指で軽く水草を触って、ヌルヌルした感触が無くなればOKです。苔が取れたか分からない時はバケツなどに入れて明るい場所で見てみるとよく分かります。

再セット&予防

白がまぶしい・・・洗い終わった水草・ろ過装置をセットして、バイオバッグも新しい物に交換しました。その後は水道の水を入れてあげればほぼ終わりですが、洗ったと言っても水草には多少の苔が残ってますし、このままだとまた苔が再発生する可能性が高いです。よって、今回は苔を食べる能力が高いヤマトヌマエビを2匹入れ、数日間ライトを消して水槽内に残った苔を食べさせるようにしました。今後の再発を防ぐ為にも、清掃後数日間はライトの照射時間を短くするか照射しない事をお勧めします。
その後は特に問題無く。。。と言いたいのですが、うちのヤマトヌマエビは何故かバイオバッグが好きなようで、いつもろ過装置の中に入っています(^^;
どうしようかな・・・と思ってたら、友人がBEE&赤BEEシュリンプを持って来てくれたので、ヤマトは別水槽に移して現在はBEE達が入っております。掃除から1ヶ月が経過しましたが、苔の発生も特に見られず非常に順調です。

まとめ

綺麗になりました♪ポイントは3つだと思います。

  1. 原因の究明と改善
  2. 発生した苔の除去
  3. 清掃の際のバクテリアの損失を防ぐ

1番目の原因は1つではなく幾つか複合するケースもありますので、その際にはそれぞれを改善します。また、これといった原因が見当たらない時はろ過装置・ライト・餌の量などを疑ってみましょう。
2番目の除去ですが、薬による除去よりも洗った方が早くて確実であるケースが多いように思えます。ただ、藍藻の場合は素直に薬を使った方が早いかもしれません。清掃後の予防として入れる生体も食べる苔と食べない苔がありますので、注意して選別しましょう。
3番目、実はこれがとても重要です。今回はほとんど生体が入っていないのでバクテリアが全滅しても大した被害は無いのですが、魚が沢山入っている場合はその後の水質が悪化して、苔どころではなくなる可能性もあります。よほど苔の発生がひどい時以外は、水道水を全部入れる事のないようにしましょう。心配であれば濾過槽に活性炭を多く入れるなどの予防も効果があると思います。